お友達クン。

その後特に何もなかったうえに何度か牽制されたので諦めていた。

某予定の集合が早朝だったので、家に泊めてもらう。

普通に振る舞おうと決めていたので、特に変な雰囲気にもならず。

寝るときにほんの少しかまおうとしてみたけど、

また牽制されたのでやっぱないのかなって思ってた。

予定が終わってお友達クン家に帰宅。

ご飯を食べに出るのかと思いきや、くつろぎ始めて家飲みを提案される。

酔いやすい飲み方を煽られたのであえて乗ってみる。

どんどんお酒を勧められる。昨日より距離が近い。

酔った勢いでほんの少しペタペタ触ってみる。

流れで手に触れたときに繋ぐような格好になってしまい、そのまま何故か自分の手をわたしの口の前に差し出す。

ほんの逡巡のあと、その指を口に含んでみる。

逃げない。

それだけでワタシのスイッチが入りそうになったので一旦離れる。

戻る。また差し出される手。

そのあと流れでとてもとてもいい雰囲気になったのだけどタイムリミット。

送ってくれるでもなく一人で駅まで走った。

いい雰囲気の時に言っていた

「少なくとも嫌いとか普通ではないです」

わからないフリし続けてたら

「嫌いか普通か好きかっていったら好きです」

…とてもとても微妙。

普段の様子でわかるようにはしないらしい。

が、酔った勢いでもないらしい。

気に入ってくれてることはわかったんだけど

わたしはどの方向に舵取りすればいいんだろう。

少し様子見。

そういえばかわいこちゃんは二人飲みの話にのってこなくなったのでもうおしまい。

でもかわいい。